当サイトは、日本皮膚科学会が発表した男性型脱毛症(AGA)の診療ガイドラインのまとめサイトです。
男性型脱毛症に悩んでいる人は、育毛剤・飲み薬・植毛などの薄毛治療法を選ぶ際の参考にして下さい。
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診療ガイドラインの5段階評価のうち、
自毛植毛術は「B(行うよう勧められる)」
人工毛植毛術は「D(行わないよう勧められる)」
としている。
ただし、自毛植毛術は「十分な経験と技術を持つ医師が行う場合」という条件を満たす必要あり。
フィナステリド内服やミノキシジル外用により十分な改善が得られない男女の症例に対して、十分な経験と技術を有する医師が行うとよい。
自毛植毛術のエビデンス・レベルは必ずしも高いとは言えないが、フィナステリド内服やミノキシジル外用による効果が十分でない症例に対して、他に手段がない状況、国内外における膨大な診療実績、また患者の病悩を考慮し、委員会としては十分な経験と技術を有する医師が行う場合に限り、推奨度Bとして推奨する。
化学繊維で作られた人工毛を植える人工毛植毛術については過去に多くの有害事象の報告があり、FDAでは人工毛自体を有害器具として指定しており、その使用は事実上禁じられている。しかし、厚生労働省は現時点で人工毛の使用を禁止しておらず、適切な医療機関での施術には、国内の医療法上の問題はない。
人工毛植毛術の有益性に関しては、利益が危険性を上回る根拠は乏しい。さらに、エビデンス・レベルとしては高くなくても、有害事象に関しては看過できないものがある。それゆえ、現時点では日常診療において使用しないよう勧告する。